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白熱するセリエA優勝争い…直接対決を落としたユーベ指揮官は「勝ち点1のリードを守るだけ」

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マッシミリアーノ・アッレグリ監督は冷静さを保っている

[4.22 セリエA第34節 ユベントス0-1ナポリ]

 2位ナポリとの首位対決を落としたユベントスだが、マッシミリアーノ・アッレグリ監督はすでに気持ちを切り替えている。

 ユベントス(勝ち点85)は22日の第34節でナポリと対戦。試合終了間際の失点でホームでの大一番を落とした。この結果で、2位ナポリ(勝ち点84)と勝ち点1差になり、リーグ戦4試合を残し、優勝争いは再び熱を帯びてきた。

 クラブ公式サイトによると、アッレグリ監督は「素早くこの敗戦を乗り越えないといけない」と試合終了後に口にした。「一発勝負では何が起こるか分からない。最後は少し苦しんだが、そのまま試合を終えないといけなかった」と悔しさを語り、「負けたくない試合だったが、我々にはまだ勝ち点1のリードがありそれを守るだけでいい」と現状を再確認した。

 今季最大のライバルとなったナポリについて、「スクデット争いに返り咲いたことは称えられるべきだ。彼らはボールを持った時に良いプレーができるが、今日の試合はひとつの瞬間で決まってしまった」と悔しさを滲ませる。「今日はどちらのチームも美しいサッカーをしたわけではない。私たちはポゼッション時に急がずにプレーするべきだった。前にも言ったように、最後の数分間で違ったプレーをすべきだったし、相手にチャンスを与えるべきではなかった」と敗因を分析した。

 28日の次節では、敵地で強敵インテルと対戦する。指揮官はインテル戦を重大なものと捉えており、「サン・シーロでの試合は我々にとって決定的なものになる」と語る。4試合を残した優勝争いについては「どちらのチームにも簡単な試合はないので、優勝争いは最後まで続くだろう。今から次のビッグマッチまで一週間の準備期間がある。継続して前に進んでいくだけだ」と7連覇達成に向けて意気込んだ。

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