今季限りでアーセナルを退団するアーセン・ベンゲル監督だが、すでに次の仕事のオファーが届いているようだ。

　22年間に渡ってアーセナルの指揮を執ってきたベンゲル監督。しかし、近年の成績やファンの支持を失ったことなどにより、今季限りでの退任が決定。先日には、自身が建設に大きく携わった「エミレーツ・スタジアム」での最終戦を終え、退任セレモニーが行われた。

　そんなベンゲル監督のアーセナルでの指揮は、残り2試合。9日に控えた敵地でのレスター戦前の会見で、他クラブからのオファーがあるかと問われた指揮官は、「Yes」と認めている。

「そうだね、私が期待していた以上に届いているよ。でも、今は他のことは考えないようにしている。契約の最後の日まで、自分の仕事を全うしたいからね」

　先日フランスメディア『テレフット』は、ドルトムントやパリSG、中国代表、そして日本代表が、ベンゲル監督に対し、指揮官以外にも様々な仕事についてオファーしていると報じていた。

　引く手数多の68歳の指揮官の新天地は、どこになるのだろうか。

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