イタリア代表指揮官ロベルト・マンチーニが24日、就任後初めての記者会見に出席し、去就が注目されているユベントスのGKジャンルイジ・ブッフォンについて語った。

　ブッフォンは先日、今シーズン限りで17年間所属したユベントスを退団することを発表。しかし現役続行か引退かについては明言しておらず、ユーベ守護神には、選手としてのオファーのほか、役員としてのオファーも舞い込んでいた。

　イタリア代表指揮官のマンチーニは記者会見において、ブッフォンと直接電話で話をしたことを明かし、ユーベ守護神がいずれかのクラブで現役を続けることを望んでいると述べた。

「彼とは電話で話した。私には自分の意思を説明してくれた。彼は、いずれかのクラブでプレーを続けていくことを望んでいる」

　ブッフォンはすでに、代表引退の意向を示しているものの、クラブで現役を続ける場合、今後も招集の対象になるとマンチーニは強調した。

「したがってプレーしている他の選手と同様に、彼も招集の対象になる。だが私が彼と話をしたのは一度限りなので、様子を見てみよう」

　なおブッフォンは現在、2年契約を提示したパリSGとの交渉を進めており、数日前には代理人の現地入りが報じられていた。イタリア代表レジェンドの去就をめぐり、今後の動向は注目されるところだ。

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