ポルティモネンセに所属するMF中島翔哉は、新シーズンはポルトでプレーする可能性が高まっているようだ。

　ポルトガル『RECORD』は「セルジオ・コンセイソンは中島との契約を取り付けるだろう」との見出しで、次のように報じた。

「ポルトはすでにアルガルベのクラブ(ポルティモネンセ)と接触に向けて動いており、ポルト指揮官(S・コンセイソン)の許可が降り次第、中島の取引が進むだろう」

「すでにポルティモネンセには800万ユーロ(約10億4000万円)でのオファーを受けていたが、中島の契約解除金は2000万ユーロ(約26億2000万円)に設定されており、ポルティモネンセはこれを一度拒否している」

　また、地元メディア『desporto』が報じたところによると、ポルトはローマでプレーするダニエレ・ベルデにも関心を示しているが、ベルデの獲得が消滅した場合、中島獲得の動きがさらに加速化する見通しのようだ。

　これまで中島には様々なクラブが関心を示していた。昨季前半戦、中島はポルトから直接ゴールを奪ったこともあり、ポルト側もその才能を高く評価している様子。また、7月17日にポルトはポルティモネンセとフレンドリーマッチを行っており、その試合に出場した中島は、改めて自身の評価を高めていた。

　果たしてポルティモネンセは中島獲得オファーにいかなる決断を下すのか。双方が希望する契約解除条件にはまだ差があるようだが、交渉がまとまるのかどうか、引き続きその動向が注目されるところだ。

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