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サッリ新監督はチェルシーの出来に及第点も…「もっと速くする必要がある」

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チェルシーを率いるマウリツィオ・サッリ新監督

 チェルシーは28日、インターナショナル・チャンピオンズ杯(ICC)でインテルと対戦し、1-1で突入したPK戦で5-4の勝利。マウリツィオ・サッリ新監督はチームのパフォーマンスに満足しているようだ。30日、クラブ公式サイトが伝えている。

 新チームについてサッリ監督は、「ここまで、満足しているよ。もちろんW杯から帰ってくる選手の合流も楽しみだが、チームはすでに素晴らしいパフォーマンスを示しているよ。トレーニングでトライしていた形が試合でも出てきた。嬉しいことだね!」と試合を振り返った。

 ともにナポリで研鑽を積み、チェルシーに引き抜いた教え子のMFジョルジーニョは、この試合でもフル稼働し、PK戦では1人目のキッカーとして冷静にゴールを決めた。愛弟子の出来について「ジョルジーニョにとってはこれは当たり前だよ。テクニックに優れているが、スピードもある。このチームのフットボールではジョルジーニョが活躍するだろうね」と太鼓判を押している。

 しかし、ボールの支配率が高くても内容は1-1の末にPK戦で勝利。指揮官も「今日は試合を通して速くボールを動かした。ただ、もっと速くする必要があるね。そうでなければ、90分間で75%のボール支配率を誇っても、無得点という結果になってしまう。これはもっと成長できる点だよ」と、より高いレベルでの攻撃を求めているようだ。

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