beacon

聞いてないではなく、伝えてない…クロップが“カリウス問題”を語る

このエントリーをはてなブックマークに追加

リバプールユルゲン・クロップ監督とGKロリス・カリウス

 リバプールユルゲン・クロップ監督は、たとえGKロリス・カリウスが昨季のUEFAチャンピオンズリーグ(欧州CL)決勝で、どのようなプレーをしていたとしても、GKアリソン・ベッカーを今夏獲得していたと語った。英紙『メトロ』が伝えている。

 昨季の欧州CL決勝レアル・マドリー戦(●1-3)でゴールマウスを任されたカリウスだったが、致命的なミスを2度犯して戦犯となってしまった。さらにプレシーズンマッチでもミスを犯し、ファンから批判を受けている状況だ。そして、クロップ監督は移籍金6700万ポンド(約98億円)でローマから獲得したアリソンを、今季の守護神にする予定だという。

「もし我々がCL決勝で勝っていても、アリソンがマーケットに出ていれば獲得していただろう。彼こそが我々が求めていたGKだと思うからね」

 カリウスはリバプールに残留するか分からないと話しつつ、アリソン獲得について事前に伝えられなかったことで、指揮官を批判している。しかし、クロップ監督は選手獲得を既存の選手に伝えるつもりはないとの考えを述べた。

 今夏リバプールは積極的に補強を進めており、MFナビ・ケイタやMFファビーニョ、FWジェルダン・シャキリらを獲得しているが、クロップ監督は「我々が選手を獲得するのは、次のステップに進む上で重要だと考えるからだ。私は『ファビーニョやナビ・ケイタと契約しようとしている』『これからGKを獲得しようとしている』と話しながらロッカールームを歩いていないし、今後も伝えるつもりはないよ」と話している。

●プレミアリーグ2018-19特集

TOP