メジャー・リーグ・サッカー(MLS)に所属するLAギャラクシー指揮官のシギ・シュミット監督が、同クラブに所属する元スウェーデン代表FWズラタン・イブラヒモビッチを称賛した。

　イブラヒモビッチは、7月29日に行われたオーランド・シティ戦において3ゴールを記録。マンチェスター・ユナイテッドからの移籍後、初のハットトリックを達成した。

　スウェーデンの英雄は、これで加入後の17試合で15得点を記録。直近の9試合では12得点をマークするなど絶好調だ。

　アメリカでインパクトを残すイブラヒモビッチに関してシュミット監督は、NBA(ナショナル・バスケットボール・アソシエーション)のレジェンドで、オーランド・マジックやロサンゼルス・レイカーズ、マイアミ・ヒートなどで活躍した216cmの巨漢センター、シャキール・オニール氏に例えて称賛した。

「イブラヒモビッチはこのリーグ史上、最もフィジカル的にインパクトを残している選手だ。イブラがポストワークに入るとき、それはまさにシャキール・オニールのようなんだ。彼を動かそうとしてもビクともしない」

　また、イブラヒモビッチはハットトリック達成について、「試合に勝てたことが良かった。試合に勝てなければ、俺がゴールしようがアシストしようが重要じゃない」とコメント。あくまでチームプレーに徹する姿勢を見せていた。