アーセナルのウナイ・エメリ新監督は、マンチェスター・シティとの開幕戦を落としたものの、まだまだ成長の余地は残っていると強調した。英『スカイ・スポーツ』が報じている。

　新生アーセナルは12日、ホームでシティとの開幕戦を迎えた。しかし、昨季王者に力の差を見せつけられ、0-2で完封負け。エメリ監督は試合を次のように振り返っている。

「前半はシティの方がよかったし、結果も0-1だった。だから後半はチャレンジしていかなければならなかった」

「もっと自分たちを信じて、アグレッシブにボールへプレスに行く必要があった。相手のディフェンスラインを崩して前へ進むためにね」

「後半はよくなったが、最終的には0-2で敗れてしまった。後半でポジティブだったのは試合のスピードだ。もっと試合結果をいいものにするチャンスもあった」

　相手の強さを認めたエメリ監督だが、「私たちはまだまだ成長を必要とする新しいチームだ。もちろん負けたことにフラストレーションはあるが、もっと経験が必要だし成長していかなければならない」と語る。

　アーセン・ベンゲル前監督による22年間の長期政権にピリオドが打たれ、改革初年度となる2018-19シーズン。新指揮官は「今日の出来を見る限り、もっと成長できるはずだし、初戦がシティだったのはよかった」と開幕戦を前向きにとらえつつ、「だが、今年はより難しいシーズンになるかもしれない」と今季の戦いを予想した。

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