beacon

C・ロナウドのユーベでの適所はどこか…指揮官は「まだ理解しようとしているところ」

このエントリーをはてなブックマークに追加

FWクリスティアーノ・ロナウドはユベントスでいかに輝くか

 ユベントスは18日にセリエA第1節・キエーボ戦に臨み、3-2で勝利。マッシミリアーノ・アッレグリ監督が開幕戦を振り返っている。18日、クラブ公式サイトが伝えた。

 昨季セリエAで7連覇を達成した絶対的王者だが、開幕戦は思わぬ苦戦を強いられた。2-2で迎えた後半アディショナルタイムに、FWフェデリコ・ベルナルデスキが劇的逆転弾を決めて辛勝。指揮官は「今日は多くのミスを犯し、集中力を欠いていた」と試合を振り返った。

「チーム全体が揃ってのトレーニングは7日間しかしていない」といまだ新体制は万全ではないと強調するアッレグリ監督。今夏レアル・マドリーから加入したFWクリスティアーノ・ロナウドについても「まだロナウドを理解しようとしているところだ。今日はディバラとうまく絡んでいたし、素早い適応に感心しているよ」と適所を模索中のようだ。

 C・ロナウドはこの試合では4-2-3-1の1トップでフル出場。指揮官はフィニッシャーとしての役割を求めているようだが、無得点に終わっている。しかし要所では鋭さもみせ、高いシュート精度で幾度と相手ゴールを脅かしてみせた。「彼自身の得点がなかったのは残念だが、ソレンティーノがよく守っていた。それでも彼は勝利を喜んでいたよ」とアッレグリ監督も相手GKを称賛し、C・ロナウドの出来には及第点を与えている。

 ユベントスでのC・ロナウドの適所はどこなのか。FWパウロ・ディバラやFWマリオ・マンジュキッチ、MFドウグラス・コスタやMFフアン・クアドラード、ベルナルデスキなど優れた前線の選手を揃えるユベントスにとって、嬉しい悩みは続きそうだ。

●セリエA2018-19特集

TOP