アーセナルの指揮官を長年にわたって務めたアーセン・ベンゲル氏は元教え子のティエリ・アンリ氏の新天地について口を開いた。『フォー・フォー・トゥー』に掲載された記事によると、フランス・リーグアンのボルドーに狙いを定めているようだ。

　ボルドーは今季、フロント批判がきっかけでグスタボ・ポジェ監督が停職中。ベンゲル氏は「彼はボルドーの監督をやりたがっている。彼はインテリジェンスがあるし、監督としての資質もある」と述べた。

　これまでアストン・ビラ、エジプト代表などに名前が挙がったアンリ氏だったが、いずれも実現せず。だが、指揮官としての素養は認めているようで、「常に自分自身に問いかけなければならないのは、監督業を務めるために自分の生活を犠牲にする覚悟があるかどうかだ」と覚悟を求めた。

　また、気になるのは自身の進退。「まだ決めないということを決めている」。そう断言すると、「これまでずっと忙しくしてきたから、少し人生を空虚に感じるのではないかという恐怖はいつもある。だが私は新しい人生のステージにすばやく適応した。自分でもたくさんスポーツをして、友人と食事をともにしている」と最近の過ごし方を明かした。

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