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ユーベが開幕2連勝!C・ロナウドは無得点も…指揮官は「新加入選手たちに時間を」

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ユベントスが開幕2連勝

[8.25 セリエA第2節 ユベントス2-0ラツィオ]

 セリエAは25日に第2節を行い、ユベントスラツィオと対戦して2-0で勝利。ホーム開幕戦を白星で飾り、2連勝とした。

 前節・キエーボ戦を3-2で勝利したユベントスは先発メンバーを3人変更。MFブレズ・マトゥイディ、FWフェデリコ・ベルナルデスキ、FWマリオ・マンジュキッチを起用し、前節の4-3-2-1を変えて4-3-3の布陣を敷いた。FWクリスティアーノ・ロナウドは左ウイングでプレーした。

 序盤からC・ロナウドを絡めた攻撃でラツィオのゴールを脅かすユベントス。待望の先制点は前半30分に生まれた。PA右からベルナルデスキがクロスを上げ、マンジュキッチが落とすと、これは相手のブロックによってPA外にはじかれる。すると、待ち噛まれたMFミラレム・ピャニッチが右足ボレーで合わせ、抑えた弾道がゴール右に突き刺さった。

 1-0で前半を折り返し、互いに激しい攻撃の応酬をみせるが、両者ともに得点は生まれない。ユベントスは後半25分、パスを受けたC・ロナウドがそのままカットインしてPA手前から鋭い右足ミドルを放つが、相手GKにかろうじて触れられて枠外へとはじかれた。しかし同30分、DFジョアン・カンセロのグラウンダーのクロスにC・ロナウドが合わせるがミートせず、ゴール前で浮いたところをマンジュキッチが豪快に蹴り込み、追加点を決めた。

 試合は2-0で終了し、ユベントスが開幕連勝を達成。C・ロナウドは今節も無得点に終わった。

 クラブ公式サイトによると、試合後にマッシミリアーノ・アッレグリ監督は「クリスティアーノのホームデビューの熱気の中で、浮き足立ってしまうリスクがあった。もっと忍耐強さを見せるべきだった」と振り返る。

 攻撃の起点となっていたFWパウロ・ディバラはこの試合で出番は来ず。そのことに指揮官は「ディバラがプレーしていない時にラインの間で動くのが難しくなる傾向にあるが、今日はこのようなメンバーで試合に臨む必要があった。来週のパルマ戦ではよりテクニカルな選手を選ぶかもしれない」と語り、新加入選手たちに馴染むための時間が必要であることも明かす。「カンセロ、ロナウド、復帰したボヌッチなどの新加入選手がプレーしており、互いを知るための時間が必要だ」と新たなピースを順応させるための起用だったことを伝えた。

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