マンチェスター・ユナイテッドのジョゼ・モウリーニョ監督は、バーンリー戦の結果次第で解任される可能性があるようだ。イギリス『デイリー・メール』が伝えた。

　今シーズン、ユナイテッドは開幕戦こそ勝利したものの、その後ブライトンとトッテナムに連敗。26年ぶりとなる最悪のシーズンスタートを切った同クラブの首脳陣は早くもモウリーニョ監督の去就について議論を始めている。

　ユナイテッドの関係筋が同メディアに漏らした情報によると「ジョゼが間もなくクラブから去るだろうと話している。何人かはバーンリーに負けるようなことがあれば彼は出ていくだろうと考え、何人かは9月を超えられるかわからないと考えている」と指揮官交代が差し迫っているようだ。

　さらに、同関係筋は「以前と同じような感じになっている。クラブはジョゼをサポートすると発表するが、誰もがルイ(ファン・ハール)に起きたことを知っているはずだ。それに選手たちも(ジネディーヌ)ジダンが就任する可能性があることについてすでに話をしている」と明かした。

　一方のユナイテッドは28日にモウリーニョ監督へのサポートを発表し、またCEOを務めるエド・ウッドワード氏は4年半の間に3回目の監督交代に踏み切りたくはないと考えているようだ。しかし、9月2日のバーンリー戦で黒星を喫し、リーグ戦3連敗となってしまえばクラブOBやサポーターから解任を求める声が一気に高まる可能性がある。

　さらに、過去にモウリーニョ監督との対立が報じられたポール・ポグバやアントニー・マルシャル、ルーク・ショーに加え、他の選手たちは同指揮官への敵対心を公にはしていないものの、モウリーニョ監督の退団を求めるとも報じられている。

　さまざまな憶測が飛び交う中、モウリーニョ監督は次節のバーンリー戦でどのような戦いを見せるのだろうか。

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