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精彩を欠くポグバ、ユナイテッドOBが擁護「気持ちがどこかに行っている状態では…」

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シュマイケル氏がポール・ポグバを擁護

 現役時代にマンチェスター・ユナイテッドでプレーしたピーター・シュマイケル氏は、精彩を欠くプレーを続けるMFポール・ポグバを擁護した。

 2016年夏にユベントスから当時の史上最高額でユナイテッドに加入したポグバ。大きな期待を背にオールド・トラッフォードでプレーする同選手だが、移籍金に見合うだけの活躍ができているとは言い難い。

 フランス代表として優勝したロシア・ワールドカップ(W杯)では質の高いプレーを見せていたポグバに対して、ジョゼ・モウリーニョ監督はリーグ戦でも同様のプレーを求めている。しかし、開幕戦を除いて思うような活躍を残せていない。

 ポグバの低調なプレーを受け、シュマイケル氏はイギリス『トーク・スポーツ』で「ポールは優勝したワールドカップから帰ってきたが、早くに戻ってきたから心身のコンディションの維持が難しいはずだ」と擁護した。

「私は決勝までのすべてを戦ったことがなく、準々決勝までしか行ったことはないが、信じられないような高いレベルでプレーして、その後3、4週間休んで、またクラブでプレーした。スイッチを完全に切った状態からまた入れ直すのにはただ時間がかかる。しかし、残念なことにフットボールのカレンダーはこのようになっているから、ファイナルまでプレーした選手には休む時間がない」

「シーズンが進めばどこかのタイミングでそのような選手たちにも休む時間があるとは思うが、これは正直言って本当に難しい。気持ちがどこかに行ってしまっている状態で、また次の11か月が控えていると考えると“最高に険しい山だ”って気持ちになる。どこかのタイミングで休むことも必要になる。彼がそうできることを祈っている」

 ワールドカップ決勝戦から1か月も経たないうちに開幕を迎えたプレミアリーグで、ポグバはここまでの4試合全てに出場。途中までキャプテンマークを巻き、2ゴールを奪った同選手だが、上手く休みを活用しながらベストコンディションに戻すことはできるのだろうか。

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