ナポリに所属する元スペイン代表DFラウール・アルビオルが、かつてレアル・マドリーでともにプレーし、今夏ユベントスに加わったFWクリスティアーノ・ロナウドについて言及している。

　リーガ・エスパニョーラとセリエAの両方を知るアルビオルからして、C・ロナウドがセリエAで成功するのは簡単ではないと見ているようだ。

　アルビオルはスペイン『アス』の取材で「イタリアではサッカーがスペインよりもタクティカルで、守備的なものとなる。フィジカル面でも求められる要素が多いし、そこはクレバーにプレーする必要がある」と発言。

「クリスティアーノは偉大な選手だが、セリエAでは40ゴールを決めるなんてことは難しいだろう」

　その一方、第3節終了まで結果を残すことができていないC・ロナウドの現状については「クリスティアーノはスロースターターでもあるからね。昨シーズンも序盤戦はゆっくりとしたスタートだったはずだ。ただ、シーズン終了時にはしっかりハイアベレージになっていた。彼がいきなりゴールを量産しても不思議ではないよ」と続け、元同僚の得点力に警戒心を示した。

　セリエAに新天地を求め、ここまでC・ロナウドはリーグ戦でノーゴールの状況が続いている。果たして、イタリアでC・ロナウドは真価を発揮できるのか、今後の活躍に注目が集まるところだ。

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