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今夏レアルU-16に昇格の“ピピ”中井卓大が豪快弾!プレシーズンマッチで鮮やか追加点

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レアルの下部組織に所属するMF中井卓大

 レアル・マドリーの下部組織に所属する“ピピ”ことMF中井卓大(14)は16日、プレシーズンマッチでゴールを決めた。

 レアルの下部組織はプレシーズンマッチでモラタラスと対戦。前半8分、10分に得点を挙げると、14歳の日本人MFが3点目を決める。中井は同17分、後方からのパスをワンタッチで落とし、再びPA手前でパスを受け取る。PA内に進入すると、相手DFのスライディングタックルを冷静にかわし、右足シュートをゴールに叩き込んだ。試合は7-0でレアルが勝利している。

 クラブ史上初の日本人選手である中井は9歳のころからレアルの下部組織に在籍。泣き虫ということで付けられた愛称“ピピ”はスペイン紙『アス』で「マドリーの宝」と報じられるなど、日本のサッカーファンだけでなく、世界のサッカー関係者が注目している。

 昨季までカデーテB(U-15)に所属していたが、今季からカデーテA(U-16)に昇格。トップチームまではユース年代のフベニルA、B、C、そしてレアルのBチームであるカスティージャといった道のりを進んでいかないといけない。

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