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宮市がドラマチックすぎるゴールに「おとぎ話のよう」

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喜びを語ったFW宮市亮(本人のインスタグラムより)

[9.21 ブンデスリーガ2部第6節 インゴルシュタット0-1ザンクト・パウリ]

 ザンクト・パウリのFW宮市亮が21日に自身のインスタグラム(@ryo381)を更新し、復帰戦での決勝ゴールの喜びを綴っている。

 ザンクト・パウリは21日、敵地でブンデスリーガ2部第6節のインゴルシュタット戦に臨んだ。今季初めてベンチ入りした宮市は後半25分に途中出場すると、同37分に味方からのロングボールに反応し、ヘディングで決勝点を挙げた。

 宮市は2015年夏にアーセナルからザンクト・パウリに移籍したが、加入直後に左膝前十字靭帯を断裂。昨年6月に右膝前十字靭帯も断裂し、今年4月にはU-23チームの試合で再び右膝を痛めるなど、度重なる負傷に悩まされ続けていた。

 トップチームでの出場は、2017年5月14日のブンデスリーガ2部第33節のG・フュルト戦(1-1)以来。また、得点は2016年5月15日に行われたブンデスリーガ2部第34節のカイザースラウテルン戦(5-2)以来、約2年4か月ぶりだった。

 さまざまな苦難を乗り越えて復活を果たした宮市は、インスタグラムで「復帰に関わって下さった方々のおかげで、公式戦に復帰し、得点をとり、勝利を飾ることができました。素直に嬉しいです。ひとまず、この場を借りて支えてくださった全ての方々にお礼させて下さい」と感謝。クラブ公式サイトでは自身の復活劇に「まるでおとぎ話のようです」と語っている。

 11位のザンクト・パウリは4試合ぶりの白星で連敗を3で止め、暫定7位に浮上。宮市はインスタグラムで「まだシーズン始まったばかりなので、また切り替えて、頑張ります!」と意気込んだ。

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