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「良い監督になれる」モナコ指揮官就任のアンリにデシャンら盟友がエール

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 モナコ新指揮官への就任が決まったティエリ・アンリ氏に対して、フランス代表やアーセナル時代の盟友らがエールを送った。

 今シーズン、成績不振を理由にレオナルド・ジャルディム監督を解任したモナコは13日、クラブOBでもあるアンリ氏の招へいを発表。これまでベルギー代表のコーチしか実績のない同氏にチームの再建を託す形となった。

 これを受け、アンリ氏とともに1998年の自国開催のワールドカップで優勝を成し遂げた現在フランス代表を率いるディディエ・デシャン監督は、フランス『テレフット』でモナコ指揮官への就任が決まった後に連絡を取ったと話した。

「彼に電話したが、これといったアドバイスを送ってはいない。ティエリは十分に準備できているし、彼はこの瞬間を迎えるまでにすべてのことをやって来た。彼には十分な情熱がある。良いコーチになるために必要なものをすべて持っている」

 また、フランス代表とアーセナルでともにプレーしたロベール・ピレス氏は、イギリス『スカイ・スポーツ』でデシャン監督の言葉に同調し、アンリ監督が瞬く間にトップレベルの指導者になるだろうと話した。

「ティティはフットボールを愛していて、フットボールやチーム、そして選手たちのことをすべて理解しているから、きっと成功を手にできるはずだ。ティティがそうできると自信を持って言える」

 さらに、ウィリアム・ガラス氏も同メディアでアンリ監督についてコメントした。「彼が選手のとき、リーグ・アンやリーグ・ドゥ、それに代表レベルの選手たち全員のことを知っていた。彼はフットボールを本当に愛している男だ。彼には監督になる適切なチャンスが必要だっただけだ」

 ついに指揮官としてのスタートラインに立ったアンリ監督は、20日に敵地で行われるストラスブール戦で初陣を切る。

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