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ボリビア大統領、国内最高峰で抗議

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[サハマ 12日 ロイター] ボリビアのモラレス大統領は12日、高地での国際試合禁止を決めた国際サッカー連盟(FIFA)に抗議するため、同国最高峰のサハマ山(標高6000メートル)の山頂でサッカーをプレーした。

 同大統領は、雪で覆われた山頂にヘリコプターで登場。緑のユニフォームを着て、特設コートで行われた試合に参加した。

 FIFAは先月、低酸素状態でのプレーは健康によくない上、公平さを欠くとして、標高2500メートルを超える高地での試合を禁じた。これにより、ボリビアをはじめ、ペルーやエクアドルなど、主要都市が高地にある南米諸国が国際試合を開催できなくなるとあり、モラレス大統領は「差別だ」と猛反発してきた。 

 同大統領は今月1日にも、同国にある標高5400メートルのチャカルタヤ山の山頂付近でプレーするなど、体を張っての抗議を続けている。

<写真説明> 6月12日、ボリビアのモラレス大統領は高地での国際試合禁止を決めたFIFAに抗議するため、同国最高峰のサハマ山でサッカーをプレー(2007年 ロイター/Dado Galdieri)

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