beacon

“パスマスター”シャビ、後継者を認める 「アルトゥールを見ていると自分を見ているようだ」

このエントリーをはてなブックマークに追加

今夏にバルサ入りしたブラジル代表MFアルトゥール

 アル・サッドに所属する元スペイン代表MFシャビ・エルナンデスが、バルセロナに所属するブラジル代表MFアルトゥールについて語った。

 今夏にグレミオから正式にバルセロナ入りしたアルトゥールは、ここまで公式戦11試合に出場。移籍初年度ながら、早くも自身の持ち味である的確かつ繊細なパスさばきを見せており、ポスト・シャビとの前評判に違わぬプレーぶりを見せている。

 バルセロナのレジェンドであるシャビは、とりわけ全盛期は世界屈指のオーガナイザーとして多くの称賛を浴びてきた。そのシャビがアルトゥールについて、『Catalunya Radio』の中で、「TVで彼を見るけど、まるで自分自身を見ているようだ」と称賛した。

「彼は頭の回転が非常に速い。天賦の才があるね。ただ、トレーニングで改善できる余地もある。アルトゥールは既に成熟した選手だ。その中でも、まだ引き出されていない大きなポテンシャルを秘めていると僕は見ている」

「どんな試合でもボールを失わないことがプライオリティになる。彼はそのような状況で切り抜けることができる。すでに強烈な個性を備えている」

「全能力を発揮するためには、少なくとも20試合は必要だろう。シュート技術の高さも印象的だね。より信頼されていけば、より多くのものをチームにもたらすだろう」

 シャビも絶賛する22歳のアルトゥール。今後のバルセロナでのパフォーマンスに引き続き注目が集まる。

●リーガ・エスパニョーラ2018-19特集
世界のサッカー情報はgoal.com

TOP