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18歳ビニシウスが決めた!! 暫定体制のR・マドリー、ようやく連敗ストップ

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初ゴールを決めたレアル・マドリーFWビニシウス・ジュニオール

[11.3 リーガ・エスパニョーラ第11節 R・マドリー2-0バジャドリー]

 リーガ・エスパニョーラは3日、第11節を各地で行い、リーグ戦3連敗中のレアル・マドリーはホームでバジャドリーと対戦した。サンティアゴ・ソラーリ暫定監督にとっては初めてのリーグ戦。終盤の2得点で2-0の勝利をおさめ、9月22日の第5節以来6試合ぶりの白星を挙げた。

 R・マドリーは10月29日の第10節バルセロナ戦で1-5の大敗を喫し、リーグ戦3連敗となったのを契機に、今季から就任していたジュレン・ロペテギ前監督を解任。ソラーリ暫定監督の下で臨んだコパ・デル・レイ(スペイン国王杯)4回戦のメリリャ戦は4-0で圧勝し、良い雰囲気を取り戻してリーグ戦に戻ってきた。

 バルセロナ戦からは先発3人を変更。負傷が報じられているDFマルセロ、DFラファエル・バラン、MFイスコがメンバーを外れ、メリリャ戦に出場していたDFセルヒオ・レギロンのほか、DFアルバロ・オドリオソラ、MFマルコ・アセンシオがスタメン入りを果たした。

 序盤はR・マドリーがペースを握り、FWカリム・ベンゼマが立て続けに決定機を迎えたが、わずかにゴールを割ることはできず。前半をスコアレスで終えると、後半9分、MFカゼミーロのミドルシュートはGKジョルディ・マシップが横っ飛びでビッグセーブ。同11分には、バジャドリーMFルベン・アルカラスのミドルシュートがクロスバーに直撃した。

 バジャドリーは後半21分、今度はMFアントニオ・ビジャの強烈なミドルシュートがクロスバーにヒット。ツキに見放されるシーンが続くと、先にスコアを動かしたのはR・マドリーだった。同38分、左サイドを駆け上がった途中出場FWビニシウス・ジュニオールが中央に折り返すと、相手DFに跳ね返ってゴールマウスに吸い込まれ、注目集まる18歳がラッキーな形でリーガ初ゴールを記録した。

 R・マドリーはさらに後半42分、鋭いターンでPA内にしかけたベンゼマがDFフェルナンド・カレロに倒されてPKを獲得。これをDFセルヒオ・ラモスが落ち着いたキックで沈め、リードは2点に広がった。そのまま試合はタイムアップ。不調に沈んでいたR・マドリーが暫定監督の下、連敗を3でストップした。

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データ提供:Opta
※大会の公式記録と異なる場合があります

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