レアル・マドリーがMFエセキエル・パラシオス獲得に迫っており、早ければコパ・リベルタドーレス決勝後に発表することになるようだ。『Goal』の取材で明らかになった。

　現在、アルゼンチンのリーベル・プレートでプレーするパラシオス。南米クラブ一を決めるコパ・リベルタドーレス決勝進出を決めたチームの中でひときわ輝きを放つ20歳の同選手に多くのビッグクラブが熱視線を送る。

　そんな中、欧州王者であるレアル・マドリーが移籍に向けた交渉に乗り出し、獲得が決定したと一部メディアで報じられた。しかし、コパ・リベルタドーレス決勝前というセンシティブな時期でもあり、リーベルはこれを強く否定していた。

　当初、リーベルはパラシオスとの新契約締結を目指していたが、レアル・マドリーが割って入り、2500万ユーロ(約32億円)で同選手の保有権獲得に向けたオファーを提示。そして、コパ・リベルタドーレス決勝第2戦の翌日に当たる11月25日より交渉を一気にまとめさせる狙いがあるようだ。

　アルゼンチン代表にも選出される20歳のパラシオスを巡ってはバルセロナやユベントス、インテルといった名門も注視していたが、相思相愛と考えられるレアル・マドリーがこのまま獲得レースを制することになりそうだ。

---

●リーガ・エスパニョーラ2018-19特集