アーセナルのウナイ・エメリ監督が、トッテナムとの対戦を前にダービーの印象について語った。

　2日に行われるプレミアリーグ第14節、アーセナルとトッテナムによるノースロンドン・ダービーが行われる。イギリス内でも屈指の熱狂を誇るダービーへ初めて挑むことになるエメリ監督だが、相手チームの力を認めている。

「現時点では、トッテナムは我々よりも良いし昨年もそうだった。だが、歴史を見ればアーセナルは他の時期は彼らよりも良いだろう」

「2タイプのサポーターにより、素晴らしい雰囲気になるだろう。日曜日にはファンへ最高のパフォーマンスを見せたい。そして、彼らが我々を鼓舞し助けてくれることを望んでいるよ」

　これまでのキャリアの中で、指揮官として多くの国のダービーを経験してきたエメリ監督。指揮を執った中で最も熱狂的だったものは、セビージャ時代に戦ったレアル・ベティスとのセビージャ・ダービーだと明かしつつ、イングランドの雰囲気は似ていると話した。

「セビージャ・ダービーは本当に、本当に熱狂的だった。熱狂的なサポーターを持つ2つのチームの対戦だからね」

「ここイギリスでも、その情熱は似ていると思う。歴史の中では、セビージャが良いときもあればベティスが良い時期もあった。ここでの状況も同じだろうね」

　今季初のノースロンドンダービーは、アーセナルの本拠地エミレーツ・スタジアムで行われる。

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