アーセナルのウナイ・エメリ監督は、ここまで得点を量産するFWピエール・エメリク・オーバメヤンを称賛した。

　前節のトッテナムとのノースロンドンダービーを4-2で制したアーセナルは、5日に敵地でマンチェスター・ユナイテッドと対戦する。現在公式戦19戦無敗と好調を続ける同チームは、2006年以来12年ぶりのオールド・トラッフォードでの勝利を目指す。

　この試合を前にエメリ監督は、ダービーで2ゴールを挙げ、現在プレミアリーグの得点ランキングでトップを走るオーバメヤンを称賛した。「彼はプレミアリーグにおいて最高の点取り屋になれる可能性がある。彼がこのまま点を取っていけばチームの勝利に貢献できるから、我々も彼が得点王になるために協力したい」

「トッテナム戦のような試合は自信を得るために重要だ。得点だけではなく、プレスの面でも大いに貢献している。それに、彼に“立ち止まるな”というべき時だとも思う。彼にはこのまま成長を続けてほしい」

　また、今シーズンのアーセナルはエメリ監督の采配が的中して、途中交代の選手が15ゴールを挙げる活躍を見せる。トッテナム戦でも後半からピッチに立ったアーロン・ラムジーとアレクサンドル・ラカゼットの活躍で逆転勝利を手繰り寄せるなど面白いようによく当たる采配について同指揮官はコメントした。

「ラッキーなだけだ。レアル・ソシエダ時代に監督だったハビエル・イルレタは“交代枠を使うのは、何かを変えたいからだ。時にはポジティブかもしれないし、ネガティブかもしれない”と言っていた。他のチームでコーチをしていたとき、私は交代が遅すぎるとよく非難されていた。だからこれは試合の流れ次第だ」

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