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2010年と2014年のW杯スポンサーはビザに

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[ニューヨーク 27日 ロイター] クレジットカード大手のビザ・インターナショナルは27日、国際サッカー連盟(FIFA)と、2010年および2014年のワールドカップ(W杯)のスポンサー契約で合意したことを明らかにした。

 サッカーW杯のスポンサー契約をめぐっては、従来のスポンサーでビザの競合である米マスターカード<MA.N>が昨年4月、FIFAが契約先をビザに変更するのは不当だとして提訴。この訴訟は今月21日、FIFAがマスターカードに9000万ドル(約111億円)を支払うことで和解していた。

 FIFAのブラッター会長が27日明らかにしたところでは、ビザが支払うスポンサー料は総額1億7000万ドル。当初予定より1000万ドル少ない金額となった。

 ビザ・インターナショナルは現在、米国事業とカナダ事業との統合新会社ビザ・インクの設立を準備をしており、来年にはビザ・インクとして新規株式公開(IPO)を予定している。

<写真説明>6月27日、ビザ・インターナショナルは、国際サッカー連盟(FIFA)と2010年・2014年のワールドカップのスポンサー契約で合意。写真はFIFAのブラッター会長(2007年 ロイター/Andreas Meier)

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