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長谷部誠をフランクフルト指揮官が大絶賛!「ブンデスで最もインテリジェントなDFの1人」

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MF長谷部誠を指揮官が手放しで褒め称えた

 フランクフルトを率いるアディ・ヒュッター監督は、元日本代表MF長谷部誠に全幅の信頼を寄せている。地元紙『フランクフルター・ルンドシャウ』のインタビューに応じた際、「ブンデスリーガで最もインテリジェントなDFの1人」と絶賛した。

 長谷部は今季の序盤こそロシア・ワールドカップの影響もあり出遅れたものの、9月20日のヨーロッパリーグ・マルセイユ戦以降は16試合に連続フル出場。夏に就任したヒュッター監督は、前任のニコ・コバチ監督(現バイエルン指揮官)が導入した3バックを基盤として、攻撃によりアクセントを加えるプレースタイルを採用している。そして、その中央に君臨するのが長谷部だ。

 リベロ役を務める長谷部は以前よりも大きな存在感を発揮しているように見える。来月に35歳の誕生日を迎えるベテランについて、「スプリンタータイプではない彼をこれほど強力な存在にさせる要素は?」と問われたヒュッター監督はこのように答えた。

「マコトの頭脳がスプリントしているからだ。フィジカル面では勝てない相手もいるかもしれないが、前もってボールが向かう方向を把握したり、感じ取ることができれば、物事がより簡単になる。彼のプレーやゲームを読む力は、もはや信じられないレベルだ。(これに関して)彼より優れている選手はいないね」

 フランクフルトでは今季公式戦30ゴールを超える破壊力を見せるルーカ・ヨビッチやセバスティアン・アレル、アンテ・レビッチのFW陣に注目が集中。ヒュッター監督は以前にも彼らに関するコメントを求められた際、守備陣で中心的な役割を担う長谷部の重要性を強調してきたが、このインタビューでもあらためて同選手のチームにとっての価値に言及している。

「我々のチームでは彼が絶対的なキーパーソンだ。彼はブンデスリーガで最もインテリジェントなDFの1人だよ。我々がこれほど良いシーズンを送っているのは彼の素晴らしい貢献があるからだ」

 公式戦11試合負けなしと絶好調な2か月半を過ごしたフランクフルトだが、12月に入ってからのリーグ戦2試合は連敗で現在5位に位置。メディアにはいずれの試合でも敗因の1つとして「相手FWによるハセベに対するマンマーク」と指摘された。なお、フランクフルトは現地時間13日に行われるヨーロッパリーグ・グループHでラツィオと敵地で対戦するが、国外の相手でも長谷部はマークをつけられるのだろうか。

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