アーセナルのウナイ・エメリ監督が、元ドイツ代表MFメスト・エジルについてコメントした。

　19日に行われたカラバオ・カップ準々決勝で、トッテナムとの“ノースロンドン・ダービー”に臨んだアーセナル。しかしホームで0-2と敗れ、準決勝進出はならなかった。

　複数メディアはこの試合でエジルが先発すると予想していたが、ドイツ人プレーメーカーはベンチ外となっている。負傷があったものの、11月後半からの8試合で先発出場はわずか1試合となっており、指揮官との関係悪化も騒がれている。

　試合後、エジルについて問われたエメリ監督は「戦術的な決定」と話している。

「(ベンチ外は)戦術的決定だ。今日のメンバーは、我々にとってこの試合のベストメンバーだった。我々には24～25人の選手がいると思っている。1人がプレーし、そしてまた1人がプレーしない。それは私の決定であり、今日は戦術的なものだった」

　そして、1月に売却する可能性を問われると「今はこの試合と22日のバーンリー戦にフォーカスしている。明日は全員とトレーニングする」とコメントを拒否。さらにエジルの将来はアーセナルにあるか問われると「22日のこと以外考えない」と、ノーコメントを貫いた。

　今年2月に契約延長したばかりのエジル。新指揮官の元で出場機会を減らす背番号10には、インテルなどが関心を示しているとも言われている。

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