beacon

8戦連続無得点のイグアインに伊メディア「これほど長い断食はイタリアで初めて」

このエントリーをはてなブックマークに追加

ミランFWゴンサロ・イグアイン

 ミランでFWゴンサロ・イグアインの苦戦が続いている。無得点期間はイタリア上陸後、ワースト記録であるとイタリアメディア『スカイスポーツ』が23日、指摘している。

 イグアインは今夏、2年間所属したユベントスを退団し、ミランに加入。エースとしての活躍を期待された。セリエAではナポリ時代も含め、5シーズン連続で2ケタ得点を記録してきたアルゼンチン人FWだが、今年は背中のトラブルを抱えた影響もあり公式戦出場18試合7ゴールと思ったような成績が残せていない。最後の得点は10月28日のサンプドリア戦に遡り、公式戦8試合連続で2か月近くにわたってゴールから遠のいている。

 22日に行われたフィオレンティーナ戦でもイグアインは不発に終わり、チームはホームのサンシーロで0-1で敗れた。その結果、ミランはチャンピオンズリーグ出場圏外の5位に転落。伊メディアは、「ミランの危機はゴンサロ・イグアインの危機だ」と主張した。「イグアインのワースト記録だ。ナポリやユベントス時代を振り返っても、これほど長くにわたってセリエAで断食(無得点)が続いたことはない」と指摘。

 ただフィオレンティーナ戦では前向きな要素も窺えた。「イグアインは爪痕を残そうとこれまで通りの意欲を見せ、自身のポジションとは言えないエリアにおいても努力を重ねていた。しかし、アルゼンチン人FWは、(ジェンナーロ・)ガットゥーゾの選手たち全体のパフォーマンス低下に飲み込まれる形になり、敗北を避けることはできなかった」と同情する余地があることを示唆した。

 ミランは年内にフロジノーネ戦およびSPAL戦を残しているが、果たしてイグアインのゴールは生まれるのか、注目されるところだ。

●セリエA2018-19特集
世界のサッカー情報はgoal.com

TOP