バルセロナのエルネスト・バルベルデ監督は、今シーズン終了後に現職から退く可能性があることを示唆した。

　昨シーズンからバルセロナの指揮を執るバルベルデ。古巣での1シーズン目からリーガ・エスパニョーラとコパ・デル・レイでタイトルを獲得する国内2冠にチームを導く。今シーズンも引き続きカンプ・ノウで指揮を執る同監督の下、チームはリーガ首位、チャンピオンズリーグのグループリーグ首位通過を果たすなど安定した戦いを続ける。

　2019-20シーズンまでバルセロナと契約を結ぶバルベルデ監督だが、双方には契約期間を1年早めて解消できるオプションが備わっているようだ。そんな中、同指揮官はクラブの公式チャンネル『バルサTV』で今シーズンいっぱいでクラブを後にする可能性を認めた。

「来シーズン、何をしているか私にはわからない。このフットボール界で誰が将来のことを知っている? 私は長期のことを考えたことは一度もないし、我々にとって2カ月でも十分に長期間だ。試合に勝てばみんながハッピーだが、仮に負ければみんなからの注目を集めてしまう。私が望んでいることはみんなが満足することだ」

　また、バルベルデ監督はバルセロナを1年半率いての心境についても語った。「これは継続的な学習プロセスだ。毎日のように何かが起こり、それに対して対処しなければならない。それにここでは全てのことが分析され、時には批判を受けたりもする。しかし、私はそれを受け入れ、そのすべてから学べるように努めている。ただ、ここでの仕事はかなりの厳しさがある」

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