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「マラドーナの域に迫っているが、ペレには…」ジーコ氏がメッシの“現在地”に持論

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ジーコ氏がリオネル・メッシについて語った

 バルセロナのFWリオネル・メッシは、ディエゴ・マラドーナ氏のレベルに近づいているものの、“王様”ペレ氏には及ばないとジーコ氏が語った。

 長年バルセロナで活躍を続け、世界最高との呼び声が高いメッシ。毎シーズンのように30ゴール以上を記録し、個人とクラブレベルでは数々のタイトルを手にしてきた。しかし、ジーコ氏は、バルセロナのスター選手がマラドーナ氏とペレ氏のレベルにまだ到達していないと『オムニスポーツ』で自身の考えを示した。

「メッシはマラドーナに迫っている。しかし私の考えでは、彼はペレに太刀打ちできない。それに、マラドーナはまだメッシよりも上の存在だとも考えている。ペレと比較すれば…、ペレはフットボール選手が必要としているクオリティと特徴をすべて兼ね備えていた」

「神様がペレを創り出したときから、彼はフットボーラーに必要なものすべてを持っていた。スピード、強靭さ、勢い、テクニック、キック能力、ヘディング、ドリブルのすべてをだ。何人かの選手は彼ぐらいにジャンプできるが、彼は170センチしかなかった。彼の基礎はパーフェクトで、ボールのマスターで、ヘディングのマスターだった。それにすべてにおいて彼は成長した。君たちが選手に求めるすべてを彼は有していた」

 ジーコ氏は、メッシをマラドーナ氏、ペレ氏と比較する上で、代表での成功は切り離せないと考えているようだ。

「メッシもほとんどすべてを持っているが、ペレが持っているワールドカップのタイトルが彼にはない。これは大きな意味を持つ。それに、マラドーナもクラブとアルゼンチン代表でも多くを成し遂げた。世界王者だった。今のように多くのスターがいなかったが、マラドーナは常に大きな大会で輝きを放った」

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