ユベントスでチーフ・フットボール・オフィサーを務めるファビオ・パラティチ氏が、ドバイで行われたグローブ・サッカー・アワードの授賞式に出席した際、ユーベ指揮官マッシミリアーノ・アッレグリと前任のアントニオ・コンテの違いについて論じた。イタリア紙『ガゼッタ・デロ・スポルト』が3日、伝えている。

　コンテ指揮下の2011-12シーズンからリーグ戦7連覇を達成したユベントスは、今シーズンは5年目を迎えた指揮官アッレグリの下で8年連続優勝を狙う。2人をよく知るユーベ幹部のパラティチ氏は、両者の違いについて自身の見解を示した。

「直近の8年間において、コンテとアッレグリのような世界最高峰の監督2人を持つことができた。2人は違うタイプの監督であると言える。コンテはより感情を押し出すタイプで組織をまとめる能力を持つ。あのタイミングにはぴったりだった。“偉大なユベントス”を象徴する監督が当時は必要だったこともある。彼と(会長のアンドレア)アニェッリの下でクラブは復活を果たした。我々に多大なサポートをしてくれた」

「アッレグリがやって来た頃、状況はすでに変化していた。彼はミランという偉大なクラブでのキャリアを積んだ後で、そのメンタリティを我々のチームに植え付けてくれた。組織の管理力では劣るかもしれないが、より専門的でプレーに関して様々な状況に対応できる。私は2人から多くを学んできたので感謝しなければならない」

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