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サッリ、バイエルン行きが報じられる18歳FWに「チェルシー残留が最善の選択」

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バイエルン行きが報じられているカラム・ハドソン・オドイ

 チェルシーマウリツィオ・サッリ監督は、ドイツ行きを選択することはFWカラム・ハドソン・オドイにとって良い決断ではないと主張した。

 幼少期からチェルシーでプレーし、2017年のU-17ワールドカップではイングランド代表の優勝に大きく貢献したハドソン・オドイは今シーズン、トップチームのメンバーとしてここまで全公式戦で7試合に出場。チェルシーは昨夏、18歳の逸材に対して現行の2020年に切れる契約を更新するために5年契約を提示したが、選手本人は出場状況を見極めてからサインする考えを持っているようで、依然として新契約を結ぶことができていない。

 プレー時間を確保できないハドソン・オドイの現状を受け、バイエルンが再三獲得オファーを送り、最近では3000万ポンド(約42億円)を超える金額を提示したと報じられている。18歳の将来が嘱望される若手がドイツ王者のバイエルンに新天地を求めるのではないかと考えられる中、サッリ監督は7日に母国を離れることは同選手のために良くないと話した。

「彼はイングランドの選手だ。だから、ドイツに行くことが賢明だと思えない。彼は非常に若く、将来がある。ここ、イングランドで、代表チームとチェルシーで、最高の未来が待っている。チームに残ることが彼にとって最善だ」

「私としては彼のことを重要な選手だと考えている。彼は若く、成長し続けている。前の試合(2アシストを記録したFAカップのノッティンガム・フォレスト戦)でも良いプレーをした。クラブの考えはわからないが、私は今の彼に満足している」

 また、サッリ監督は同じく退団が噂されるDFガリー・ケーヒルについても言及。「彼が出て行くのか、残るのか私は知りたい。現状で、彼の気持ちが完全に我々の所にあるとは言えない。しかし、仮に彼が去ったとしても、(イーサン)アンパドゥがいるから代役は必要ない」

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