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「トップ4に入る力も野心もない」レドナップ氏が積極的な補強に動けないアーセナルに苦言

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ウエスト・ハムに敗れたアーセナル

 イングランドで解説者を務めるジェイミー・レドナップ氏は、現在のアーセナルではトップ4に入ることができないと主張した。

 22年間もの長期政権を築き、昨シーズン終了後に退任したアーセン・ベンゲル前監督の後任としてウナイ・エメリ監督を招聘したアーセナル。今シーズンには公式戦22戦無敗を記録するなど好調を維持していたが、12月から調子は下降する。12日に行われた敵地でのウエスト・ハム戦にも0-1で敗れ、直近のリーグ戦6試合で3敗目を喫した。

 先日には、エメリ監督が今冬の移籍市場での方針について「選手獲得に資金を使うことはできない。ローン移籍が唯一のオプションだ。我々はローンでしか選手を獲得できない」と発言。これを受け、レドナップ氏はイギリス『スカイ・スポーツ』でアーセナルが持つ野心に疑問を持っていると話した。

「アーセナルは現段階でトップ4に入れるかわからない。監督はローンの選手でしか獲得できないとも言っていた。しかし、上位にいる他のクラブは常にチームを良くしようと努力している。アーセナルは偉大なクラブだが、ファンが不憫だ」

「今のチームを見ればわかるが、エメリには時間と選手を連れてくるためにいくつかの移籍市場が必要だ。彼は最高のチームを有していない。彼らには違いを作れる良い選手たちがいないから、アウェイで苦戦するのに驚きはない」

 また、レドナップ氏と番組に出演した昨夏にアーセナルを離れ、ウエスト・ハムに加入したMFジャック・ウィルシャーも古巣について言及。エメリ監督の補強方針に関する発言について問われ、同選手は「驚いた」と明かすも「クラブや彼らの方針について僕は何かを言う立場にない」とそれ以上のコメントを避けた。

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