FW岡崎慎司は、さらなる出場機会を得るためにレスター・シティからの退団を希望しているようだ。イギリス『スカイ・スポーツ』が報じた。

　2015年夏にレスターに加入し、デビューシーズンから“奇跡のプレミアリーグ優勝”に主力として貢献した岡崎。しかし、今シーズンのリーグ戦では先発出場1試合、途中出場12試合で、プレー時間すら十分に得られていない状況が続いてる。

　現状を受け、先月に『レスター・マーキュリー』のインタビューで「ヨーロッパで他のチャレンジをしたいと思っています」と退団を示唆していた岡崎。さらに、12日に行われたサウサンプトン戦(1-2)のメンバーから外れたときには試合後、「選手として満足していません。たぶん移籍する時だと思います」と心境を明かしている。

　しかし、レスターは前線の選手層が十分ではないという理由から岡崎の売却を躊躇している模様。クロード・ピュエル監督も同選手をFWジェイミー・バーディーを助けられる唯一のベテランFWと考えており、退団を望んでいないとされている。実際に、先日にもハダースフィールドからオファーがあったと報じられたものの、同クラブはこれを拒否した。

『スカイ・スポーツ』によると、プレミアリーグの複数のクラブが依然として岡崎の獲得に興味を持っているという。今夏に契約満了を迎えることから、オファー次第では他クラブに活躍の場を移す可能性も残されているようだ。32歳ストライカーの今冬の去就は、どのような結末を迎えるのだろうか。

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