[1.19 リーグアン第21節 パリSG 9-0 ギャンガン]

　フランス・リーグアンは19日に第21節を行い、パリSGとギャンガンが対戦。パリSGが9-0の驚異的なスコアで圧倒的な勝利を遂げている。

　リーグ戦16勝2分の無敗で首位独走中のパリSGだが、9日のクープ・ドゥ・ラ・リーグ(仏リーグ杯)ではギャンガンに1-2で敗戦。今節では奇しくも同カードでの対戦となった。4-4-2の布陣を敷き、MFマルコ・ベッラッティとMFマルキーニョスをボランチに配置。左サイドにFWネイマール、右サイドにMFアンヘル・ディ・マリアを起用し、前線にはFWエディンソン・カバーニとFWキリアン・ムバッペを置いた。

　前半11分にパリSGが先制点を決める。中盤のDFダニエウ・アウベスが浮き球パスをPA左に送り、ネイマールがワンタッチで相手をかわして押し込んだ。“背番号10”の今季12点目で先制したパリSGだが、同14分にベッラッティが相手選手と交錯して左足を負傷。同19分にMFユリアン・ドラクスラーと交代となった。

　しかしパリSGの勢いは止まらない。ネイマールが中盤で加速すると、ムバッペとのワンツーパスでPA左に進入。再び中央に折り返したところをムバッペがゴール右に流し込んだ。さらに同45分には最前線のカバーニが右サイドでプレスをかけて相手のクリアをブロック。PA内のこぼれ球をムバッペがゴール左に押し込み、チーム3点目を決めた。

　前半を3-0で折り返したパリSGは後半からゴールラッシュ。後半14分、左サイドのDFファン・ベルナトがグラウンダーのクロスを放ち、カバーニが合わせて4点目。同21分にはディ・マリアがPA左からクロスを上げ、カバーニが頭で合わせてチーム5点目とする。さらには同24分、ムバッペのスルーパスからPA左に入ったネイマールが鮮やかにゴールに流し込み、6-0とリードを広げた。

　パリSGのスコアはまだ動く。後半30分には左サイドのDFレイバン・クルザワのクロスを相手GKがはじくも、カバーニが押し込んで今季2回目のハットトリック達成。同35分にはカバーニのクロスをムバッペが合わせ、こちらもハットトリックを記録した。

　パリSGは後半38分にDFトーマス・ムニエが決め、ダメ押しの9点目。GKジャンルイジ・ブッフォンはほとんど仕事をすることなく、笑顔で試合終了。9-0と圧倒的な強さを見せつけて無敗を継続させた。

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