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バイエルン行きを熱望も…チェルシーがハドソン・オドイの移籍要請を拒否

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チェルシーFWカラム・ハドソン・オドイ

 チェルシーがFWカラム・ハドソン・オドイのトランスファーリクエストを拒否したようだ。イギリス『スカイスポーツ』が報じた。

 チェルシー及びイングランドの将来を背負う逸材とも呼ばれ、大きな期待を集める18歳のハドソン・オドイ。先日のFAカップではゴールを挙げるなど若くして才能の片鱗を見せる同選手に対して数々のクラブが興味を示している。

 中でも、バイエルンは昨年12月からハドソン・オドイの獲得を熱望しており、ここまで4度のオファーを提示。最新のものでは3500万ポンド(約50億円)の移籍金に加え、背番号10の譲渡を条件とするオファーを送ったとされているが、いずれもチェルシーが拒否している。

 これを受け、ジェイドン・サンチョやリース・ネルソンらイングランドの若手が活躍するドイツ行きを熱望するとされるハドソン・オドイはチェルシーにトランスファーリクエストを提出し、移籍の許可を求めたと報じられている。さらに、27日のFAカップ4回戦の後には将来について「わからない。何も言えないよ。今はハードワークするだけだし、何が起こるかわからない」とコメントを残していた。

 しかし、チェルシーに今冬の移籍市場でハドソン・オドイを放出する考えはないようで、出番の少なさに不満を抱える同選手の要求は拒否された模様だ。28日にはチームメイトのウィリアンも残留を強く求めるコメントを残しており、マウリツィオ・サッリ監督やコーチのジャンフランコ・ゾラ氏も売却に否定的な立場を取っている。

 今冬の移籍市場が間もなく閉鎖される中、ハドソン・オドイはこのままスタンフォード・ブリッジでプレーを続けることが濃厚のようだ。

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