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ペリシッチ、移籍希望も実現は困難? インテルCEOは否定的「前提条件が整ってない」

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インテルMFイバン・ペリシッチ

 インテルのジュゼッペ・マロッタCEOが28日、イタリアメディア『スカイスポーツ』のインタビューに応じ、今冬の移籍を志願しているMFイバン・ペリシッチの状況について明かした。

 今冬の移籍市場では、アーセナルがペリシッチの獲得に乗り出していると報じられた。マロッタCEOは先日も、かねてよりプレミアリーグでのプレーを夢見ているクロアチア代表MFが移籍を志願していることを明らかにしていたが、改めてペリシッチにふさわしいオファーが届いていないことを強調。移籍が困難となっていることを明かした。

「移籍希望を表明した選手を引き留めることは難しい。だが現段階において、具体的なオファーは届いていない。したがって移籍の前提条件も整っていない。ただこのような事態は他のクラブでも起こり得る。補強は短期間に限定するつもりだったが、臨時で期間を延ばした。だがどのチームを見ても面白い動きはほとんどなく、選手の間で不満ばかりが募った。したがって我々がこの状況を何とかしなければならない。ペリシッチの状況は緊迫しているか? ごく普通の状況だと言える」

 また同じく移籍を希望しているDFミランダについては、移籍先にモナコが浮上している。すでにモナコはすでにブラジル人DF獲得へ動き出しており、インテルは放出へ向けて後釜候補の選定を進めなければならない。ローマも関心を示すベシクタシュのクロアチア代表DFドマゴイ・ビダやパルマのポルトガル代表DFブルーノ・アウベスの名前が挙がっているが、前者は高額な年俸、後者はクラブが1月の放出に難色を示している点がハードルとなっている。今後の動向は注目されるところだ。

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