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マドリードダービーはレアルに軍配!! 上位アトレティコ破って逆転2位浮上

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先制バイシクルを決めたレアル・マドリーMFカゼミーロ

[2.9 リーガ・エスパニョーラ第23節 A・マドリー1-3R・マドリー]

 リーガ・エスパニョーラは9日、第23節でアトレティコ・マドリーレアル・マドリーのマドリードダービーが行われた。1-1で迎えた後半に2点を加えたR・マドリーが3-1で勝利。リーグ戦5連勝でA・マドリーを勝ち点で抜き去り、順位表では2位に躍り出た。

 先にスコアを動かしたのはアウェーのR・マドリーだった。前半17分、立て続けの右コーナーキックをMFトニ・クロースが放り込むと、中央でDFセルヒオ・ラモスがフリックし、相手に当たったボールがファーサイド気味に流れる。この浮き球をMFカゼミーロが右足バイシクルシュートでたたき込み、待望の先制点を奪った。

 それでもA・マドリーは前半25分、自陣右サイドでMFアンヘル・コレアがMFビニシウス・ジュニオールからボールを奪うと、スルーパスにFWアントワーヌ・グリーズマンが突破。1対1からGKティボー・クルトワの股を抜くシュートを流し込む。A・コレアのタックルにはビデオ・アシスタント・レフェリー(VAR)の再確認が入ったが、ファウルは認められず、同点に追いついた。

 ところがR・マドリーは前半41分、左サイドからPA内を切り裂いたビニシウスがDFホセ・ヒメネスとの交錯で転倒。A・マドリーのファウルを告げる笛が吹かれたが、エリア内外の判定はVARに委ねられ、入念な確認の末にPK判定が下された。これをDFセルヒオ・ラモスが落ち着いて左に流し込み、再びR・マドリーが勝ち越しに成功した。

 後半はしばらく拮抗した展開が続いたが、R・マドリーは12分にビニシウスを下げてFWガレス・ベイルを投入。対するA・マドリーは14分、MFトマ・ルマルに代えてMFビトーロを入れた。さらにA・マドリーは20分、先制点の起点となったA・コレアに代わってMFロドリが、26分には古巣対戦のFWアルバロ・モラタに代わってFWニコラ・カリニッチがピッチに送り出され、早くも交代枠を使い果たした。

 互いに攻撃のカードを切り合う中、次にスコアを動かしたのもR・マドリーだった。後半29分、DFセルヒオ・レギロンを起点とした攻撃からMFカリム・ベンゼマがつなぎ、中央のMFルカ・モドリッチに展開。左のハーフスペースに的確なスルーパスを送ると、G・ベイルが強烈な左足シュートでファーサイドのゴールネットに突き刺し、これが自身のクラブ100得点目となった。

 2点ビハインドで反撃に出たいA・マドリーだったが、後半35分に万事休す。MFトーマス・パルテイがT・クロースへのアフターチャージで2枚目の警告を受けて退場した。その後は人数が少ない中で試合を動かすことができずにタイムアップ。R・マドリーがリーグ戦5連勝で暫定2位に浮上した。

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データ提供:Opta
※大会の公式記録と異なる場合があります

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