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いかにしてC・ロナウドのPKを阻止したか…キエーボGKが当時の作戦を明かす

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FWクリスティアーノ・ロナウドのPKをストップしたGKステーファノ・ソレンティーノ

 キエーボの守護神GKステーファノ・ソレンティーノが、『DAZN(ダゾーン)』のインタビューに応じ、ユベントスに所属するFWクリスティアーノ・ロナウドとのPK対決について語った。

 今月末に40歳の誕生日を迎えるソレンティーノは、1月21日のユベントス戦(3-0でユベントスが勝利)において、世界最高峰のFWであるC・ロナウドのPKを阻止して、注目を集めた。キエーボGKは通常、試合前にGKコーチのロレンツォ・スクイッツィとともに選手の特徴を分析して作戦を決めた上で、勝負に挑んでいることを明かした。

「対戦相手にPKが与えられると、僕は対峙するキッカーの特徴や作戦を思い出そうと努める。したがって、すぐに相手の目を見て、表情を読み取ろうとしている。スクイッツィGKコーチが事前に動画を準備してくれるので、それを基に作戦を決めている。会議で意見が一致するときもあれば合わないこともあるが、最終的にそれぞれの選手について考えを1つにまとめている」

 C・ロナウドとのPK対決の際も同様にして臨んだ。キエーボのベテランGKは、奇跡の瞬間を振り返る。

「もしPKがあった場合、左に飛び込むようにとスクイッツィと決めていた。もちろん相手はC・ロナウドだから、彼の弾道を捕らえるには重要な何かをしなければならないことを十分承知していた。彼はかなり角度があって強い球をPKで蹴る。だから主審の笛を聞くなり、左側に飛び込んで、できる限り手を伸ばすことだけを考えた。ボールがあまり上へ行かないことを願っていたよ」

「彼がシュートを放った後、ゴールポストにぶつかった音だけが聞こえた。ボールがどこへ行ったのか見えず、一瞬、ドキドキした。スタジアムから地鳴りのような歓声が聞こえなかったので、自分がPKを阻止したことが分かったんだ」

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