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浅野拓磨が一足先にシーズン終了か…レンタル中ハノーファーが“買い取り条件”回避のため起用を見送りへ

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ハノーファーにレンタル中のFW浅野拓磨

 日本代表FW浅野拓磨は、ハノーファーで今季の公式戦でプレーすることはないかもしれない。ドイツ誌『キッカー』が伝えた。

 2017-18シーズンいっぱいでアーセナルからシュツットガルトへのレンタルが終了した浅野は、昨夏に1年の期限付きでハノーファーに加入。新天地ではDFBポカール1回戦の3部カールスルーエ戦で1ゴール1アシストを記録するも、以降残留争いにもがくハノーファーで、筋肉系の負傷にも苦しめられ、結果を残せていない状況が続いている。

 そして、先月31日に行われた前節シャルケ戦(0-1)での途中出場が浅野にとってのハノーファーでの最後の試合となる可能性が浮上。『キッカー』の報道によると、次の出場でクラブ間の移籍契約に盛り込まれている買い取り義務条項の条件が満たされるため、ハノーファーは同選手のさらなる起用を見送る決断を下したという。

 また同誌いわく、その条件は出場分数、ゴールやアシスト数によって満たされ、買い取り価格は350万ユーロ(約4億4000万円)に上るとのこと。すでにハノーファー側はアーセナルに浅野を今後起用しない決断を表明し、アーセナルの不満を買ったとも伝えられている。

 この報道が事実であれば、浅野のハノーファーへのレンタルが実質終了したことになる。同選手と2020年までの契約を結んでいるアーセナルだが、契約を延長しなければ、契約最終年に入る選手をレンタルに送り出すことは規定上許されないことから、今後の動向が気になるところだ。

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