チェルシーに所属するベルギー代表MFエデン・アザールとレアル・マドリーの契約が数日以内に締結されると、スペイン『マルカ』が報じた。

　以前からレアルからの関心が伝えられ、チェルシーとの契約が残り1年となる今夏に向け、過熱するアザールの去就報道。今回の『マルカ』によれば、その動きが決定的なものとなっているようだ。

　伝えられるところでは、成績不振により解任されたサンティアゴ・ソラーリ前監督の後を引き継ぐ形で、昨季まで就いていたレアル指揮官の任に復帰したジネディーヌ・ジダン監督が、アザールの獲得を承認。今季もプレミアリーグ31試合14ゴール12アシストと活躍するスターが、チームのニーズに合致すると判断したもようだ。

　そして、チェルシーとレアル、アザールの3者による“完全合意”が、間近に迫っているとのこと。28歳になったアザールとレアルの契約期間は6年間とされており、今後数日中の交渉完了が見込まれている。

　2012年にリールから加入して以来、チェルシーの最重要選手としてチームの攻撃を牽引してきたアザール。しかし、レアルやジダン監督への憧れを再三にわたって口にしており、去就に関しても明言を避けていた。

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