チェルシーのマウリツィオ・サッリ監督は、不祥事を起こしたMFダニー・ドリンクウォーターをこれからも起用することはないと認めた。

　2017年夏にレスター・シティからチェルシーに加入したドリンクウォーターだが、新天地では十分な出場機会を得られず。今季に至っては、コミュニティーシールドに出場したのみとピッチで活躍できない同選手は、違う形で話題を提供してしまうことに。8日の早朝に交通事故を起こし、飲酒運転だったことが発覚。その後逮捕され、現在は釈放されているものの、飲酒運転の疑いで起訴され、後日に裁判所へと出廷することになっている。

　そして、11日に行われるヨーロッパリーグ準々決勝第1戦のスラビア・プラハ戦を前に行われた会見で、サッリ監督はこれからもドリンクウォーターを起用する考えがないことを明らかにした。

「私のシステムや私が求めるプレーに適していないからプレーできないということを彼はよく理解している。まだ移籍市場が開いている昨年8月に彼にはすべて伝えてある。私は彼に別の何かを探すことを求めたが、彼はここに残ることを選んだ」

「だた、私の考えでは彼は適応できない。私の考えは私にとって何よりも大切だ。彼は好青年で、良い選手だ。彼とは良い関係性を築けている。しかし、彼は私にとって適した選手ではない。選手はプレーする機会を求めるが、彼の場合私にはどうしようもできない」

　不祥事の有無にかかわらずサッリ監督から戦力外を通達されたドリンクウォーターだが、このままチェルシーでのキャリアは終わりを迎えるのだろうか。

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