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マンU、CL敗退から立ち直れず惨敗…まさかの4失点でトップ4遠のく

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マンチェスター・ユナイテッドは惨敗

[4.21 プレミアリーグ第35節 エバートン4-0マンチェスター・U]

 プレミアリーグは21日に第35節を行い、マンチェスター・ユナイテッドはアウェーでエバートンと対戦し、0-4で完敗した。

 16日に行われたUEFAチャンピオンズリーグ準々決勝第2戦でバルセロナに0-3で敗れ、敗退が決まってしまったユナイテッド。プレミアでは、来季CL出場圏内の4位アーセナルと勝ち点2差で6位につけ、負けられない戦いが続いている。先発は3人を入れ替え、DFディオゴ・ダロットとMFネマニャ・マティッチ、FWロメル・ルカクを起用した。

 立ち上がりからなかなかボールを運べないユナイテッドに対し、直近ホームでチェルシー(0-2)、アーセナル(0-1)に勝っているエバートンが勢いよくゴールに迫った。前半11分、左CKの流れからFWリシャルリソンが放った右足ボレーはGKダビド・デ・ヘアに防がれたが、2分後に先制のゴールネットを揺らした。

 エバートンは前半13分、左サイドからDFリュカ・ディーニュがロングスローを放り込み、FWドミニク・カルバート・ルーウィンが競り勝ったボールをリシャルリソンがバイシクル気味に左足で合わせ、アクロバティックなゴールを叩き込んだ。

 さらにエバートンは前半28分、ユナイテッドのCKからカウンターを仕掛け、MFイドリッサ・ゲイェが運んで敵陣中央からMFギルフィ・シグルドソンが右足を一閃。低く鋭いシュートがゴール左に吸い込まれ、2-0とリードを広げた。

 ユナイテッドは前半20分に自陣からMFポール・ポグバがロングパスを送り、背後に抜け出したFWマーカス・ラッシュフォードが右足で狙うシーンがあったが、それ以降はチャンスを作り出すことができず。さらに守備でも甘さがみられ、前半は低調なパフォーマンスに終わった。

 後半開始からユナイテッドはMFフレッジとDFフィル・ジョーンズに代えて、DFアシュリー・ヤングとMFスコット・マクトミネイを投入する。エバートンは6分、前半終了間際に左脇腹を抑えてピッチに倒れ込んでいたリシャルリソンがプレー続行不可能となり、FWセオ・ウォルコットとの交代を余儀なくされた。

 意地をみせたいユナイテッドだが、後半11分にセットプレーから失点。エバートンはシグルドソンの左CKはGKデ・ヘアにパンチングでクリアされたが、これに反応したディーニュがPA左手前から左足を一閃。抑えの効いたボレーシュートがゴール左隅に決まり、3-0と突き放した。

 サポーターの声援を受けて勢いづくエバートンは、後半19分にシグルドソンのスルーパスに抜け出したウォルコットが右足でゴール右隅に沈めて4-0。31分には、昨年1月から長期離脱していたMFジェームズ・マッカーシーを復帰させ、そのまま完勝した。

 一方、ユナイテッドは後半32分にMFアンドレアス・ペレイラを入れたが、流れは変わらず、トップ4入りが遠のく敗戦となった。また、24日に本拠地オールド・トラッフォードでマンチェスター・シティとの“マンチェスター・ダービー”に向けて、不安の残る結果となった。

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データ提供:Opta
※大会の公式記録と異なる場合があります

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