[4.21 リーグアン第33節 パリSG 3-1 モナコ]

　フランス・リーグアンは21日に大33節を行った。首位パリSGはホームでモナコと対戦し、FWキリアン・ムバッペのハットトリックにより3-1で勝利。直前の試合で2位リールが引き分けたため、パリSGはリーグアン優勝が決定していたが、白星で連覇に華を添えた。

　首位を独走するパリSGだが、直近3試合で2敗1分と停滞。優勝に王手をかけながらもあと一歩が遠い状況が続いていた。今節では負傷していたFWネイマールやFWエディンソン・カバーニがベンチ入り。ムバッペは先発出場した。

　パリSGは前半15分に先制。中盤のムバッペはFWムサ・ディアビにボールを預けると、最前線まで猛ダッシュ。PA内でパスを受けると、ワントラップからスピードを緩めることなく、そのままゴールに流し込んだ。ムバッペは同38分にも、MFダニエウ・アウベスとのワンツーから追加点。前半で2-0とリードを広げた。

　パリSGは後半開始からネイマールを投入。後半10分にはD・アウベスの右サイドからの折り返しをムバッペが押し込んで、ダメ押しのハットトリックを記録した。同28分にはカバーニも投入され、“MCN”トリオが久々にピッチに並んだ。

　後半35分に失点したパリSGだがそのままリードを守り切り、3-1で勝利。4試合ぶりに勝ち点3を獲得した。直前の試合で2位リールが引き分けに終わり、パリSGは5試合を残して2位との勝ち点差「19」として優勝が決定していたが、勝利とともに笑顔でリーグ連覇を噛みしめた。

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