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「最高のクラブでプレーできたことに感謝」アーセナル退団のラムジーがホーム最終戦で涙

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 アーロン・ラムジーは、アーセナルのホーム最終戦後に行われたセレモニーで涙ながらにクラブから離れる心境を語った。

 2008年にカーディフからアーセナルに加入したラムジー。1シーズンのレンタル期間を含めて11年間にわたり在籍したノースロンドンのクラブで、全公式戦369試合で64ゴールを記録し、3度のFAカップ制覇に貢献するなど多大なる功績を残した。

 しかし、今夏に満了を迎える契約の延長交渉がアーセナルと決裂したラムジーは、今シーズン終了後にクラブを離れ、セリエAのユベントスに加入することが決定的に。

 そして、5日のエミレーツ・スタジアム最終戦のブライトン戦後に行われたセレモニーで記念品を受け取った後に涙を見せたウェールズ代表MFは、イギリス『スカイ・スポーツ』でクラブへの思いを語った。

「とても感情的だ。僕の人生の11年間を掛けたとても素晴らしい旅だった。振り返れば本当にたくさんのことがあった。今はこの最高のクラブでプレーする機会を得られたこと、多くの年月を過ごせたことにただただ感謝している。子供だった17歳の時にここに来てから11年が経った。そして今、男としてこのクラブを後にする。家族、妻、子供たちにも恵まれた。ここに居られたことに感謝している」

「もちろん、新たな挑戦を楽しみにしている。でも、今日はこのことがすべてだ。次の挑戦が始まる前まで、僕が成長したこの場所にもう少し居させてほしい。とにかく今日は将来のことを考えず、ファンとこの瞬間を分かち合いたい」

 また、今シーズン終了後の引退を発表し、ラムジーとともにセレモニーに参加したGKペトル・チェフも『スカイ・スポーツ』でウェールズ代表MFに対してコメントを残した。

「10年以上も同じクラブで戦ってきた選手がいなくなることはクラブにとって大きな損失だ。彼がカーディフから来たとき、どれだけクラブにとって偉大な選手になるか不明だった状態から、11年間にわたって彼はすべてを捧げてきた。今日この試合で彼がピッチに立てなかったことは本当に残念だった」

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