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今季で引退のチェフがファンへの感謝とともにEL制覇へ願い「キャリア最後のトロフィーをこの手に…」

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アーセナルGKペトル・チェフ

 アーセナルペトル・チェフは、現役引退を前に最後のトロフィーを掲げたいと語った。

 2004年から在籍するチェルシーを離れ、2015年にアーセナルに加入したチェフ。15シーズンにわたってプレミアリーグの強豪2クラブで通算630試合以上に出場した今月に37歳の誕生日を迎える元チェコ代表守護神は、今シーズン終了後に引退することを発表している。

 5日のホーム最終戦となったブライトン戦後、今夏に退団するアーロン・ラムジーとダニー・ウェルベックとともにセレモニーに参加して記念品を受け取ったチェフは『アーセナル・プレーヤー』で引退への思いとともに、現在準決勝まで勝ち上がるヨーロッパリーグで最後のトロフィーを獲得したいと話した。

「ホーム最後の試合を良い形で終えたかった。僕たちにはチャンピオンズリーグ出場権獲得という最高の形でシーズンを終わらすことのできるチャンスがあったけれど、そのようにはできなかった。だから今は複雑な気分だ」

「ここでの旅が終わりを迎えたからとても悲しい気分ではあるけれど、僕たちはまだバクー(EL決勝戦の開催地)を目指すことができるから、リーグ戦の結果から切り替えて、一番重要な木曜日の試合に向けて準備する必要がある」

 そして、チェフは4シーズンを過ごしたアーセナルのサポーターに対しても「僕がライバルクラブから来たにもかかわらず、みんなは温かく受け入れてくれたから僕は本当に感謝している」と感謝の言葉を送り、自身のラストゲームへの思いを語った。

「僕はこのチームのために常にハードワークし、ユニフォームのために全力を出せたと思う。僕の最後の試合はバクーでの一戦になるはずだ。そうなれば最高だ。決勝まで進んで、キャリア最後のトロフィーを掲げたい。アーセナルにいるみんながそれにふさわしいプレーを見せてきたから、それが実現すると願っている」

 プレミアリーグ歴代最高の守護神の1人とも謳われるチェフの雄姿を見られるのも残りわずか。華々しいキャリアを過ごしてきた同選手はEL制覇とともに花道を飾れるのだろうか。

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