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中国監督復帰が囁かれる名将リッピ氏、習主席からラブコール?「戻って来てくれよ!」

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マルチェロ・リッピ氏が中国の習近平国家主席とのエピソードを明かした

 イタリア人指揮官のマルチェロ・リッピ氏が、9日付のイタリア紙『ガゼッタ・デロ・スポルト』のインタビューに応じ、中国の習近平国家主席とのエピソードを明かした。

 かつてユベントスを率いてUEFAチャンピオンズリーグ(欧州CL)を制し、イタリア代表を率いてワールドカップ優勝も成し遂げた名将は、2016年10月に中国代表監督に就任。ロシアW杯出場は逃したが、アジア最終予選で韓国やカタールに勝利するなど、その手腕を発揮した。1月に開催されたアジアカップでは準々決勝進出を果たしたが、イランに0-3と敗れて敗退し、大会終了後に指揮官の座を退いた。

 その後任として、教え子であるファビオ・カンナバーロが就任すると、リッピ氏は補佐役を務めたが、初めての大会となったチャイナカップで2敗を喫するなど苦戦。カンナバーロは広州恒大との兼任が困難であることを理由に挙げてわずか2試合で監督の座を退いた。

 そんな中、中国代表監督復帰の可能性が報じられるリッピ氏は、3月末にイタリア大統領官邸クイリナーレ宮殿にて晩餐会に出席した際に、習主席から中国に戻るようラブコールを受けたことを明かしている。

「クイリナーレで行われる(セルジョ)マッタレッラ大統領および習近平主席との晩餐会の招待を受けた。そこで信じられない出来事が起きたんだ。習主席には直接会ったことはなかったが、彼はフットボール好きとして知られる」

「彼は会場に入って私を見るなり、握手をし、『中国に戻って来てくれよ!』と声を掛けてくれた。私は『ええ、どうなるだろうね』と答えたんだ。マッタレッラ大統領は私に笑みを浮かべて、『(習主席は)私にあなたのことを尋ねていたんだよ』と言っていた。周りの出席者からは『唯一のイタリア人だろう!』と言われたよ」

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