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「グリエーズマン獲得は現実的でない」アトレティコFWの新天地候補パリSGとシティが興味否定

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パリSGとシティがFWアントワーヌ・グリーズマン獲得を否定

 パリSGマンチェスター・シティは、FWアントワーヌ・グリーズマン獲得レースに参戦するつもりはないようだ。

 先日、5シーズンを過ごしたアトレティコ・マドリーから今季終了後に退団することを発表したグリエーズマン。今夏の移籍市場の目玉の1人となったフランス代表FWの去就に関しては現段階で不透明だが、昨夏から興味を持ち続けているバルセロナが1億2500万ユーロ(約153億円)で獲得交渉の席に着くと報じられていた。

 そんな中、グリエーズマン争奪戦に強力な財政基盤を持つパリSGとシティが参戦する可能性が浮上。両クラブともそれぞれフランスとイングランドで無類の強さを誇るも、悲願のチャンピオンズリーグ優勝には手の届かない状況が続いており、打開するためにフランス代表FWをチームに加える意志があると予想されている。

 しかし、パリSGのトーマス・トゥヘル監督は、17日の会見で「グリエーズマンは世界中のどのクラブでもプレーできるだろうし、監督たちを喜ばすことができるはずだ。しかし、パリSGにとって彼と契約を結ぶことは現実的ではない」と獲得に乗り出すことを否定する。

 続けて「我々には守備的な選手が必要だ。我々はどうすればさらにチームを良くすることができるかを理解している。チームスタイルやメンタル面を変えるために守備的な選手にもっと意識を向ける必要がある」と今夏の優先すべきターゲットはオフェンシブプレーヤーではないと語った。

 一方、シティのジョゼップ・グアルディオラ監督も「バルセロナの人々は何も心配する必要はない。グリエーズマンを獲得するようなことはしないし、それだけの資金もない」と獲得レース参戦に関する報道を否定している。

 バルセロナに対抗できる可能性がある2クラブがグリエーズマン獲得に否定的な考えを示したことで、同選手の新天地はやはりカンプ・ノウになる可能性が高そうだ。

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