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ベルギーで大活躍の鎌田大地、レンタル元のフランクフルトでは放出候補に?

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ベルギーで大活躍したMF鎌田大地

 今季ベルギーのシントトロイデンで過ごしたMF鎌田大地は、新シーズンは所属クラブのフランクフルトでプレーするのだろうか。ドイツ『ヘッセンシャウ』や『フランクフルター・ルンドシャウ』では懐疑的な見解が述べられている。

 現在22歳の鎌田は、昨夏のプレシーズンで就任したばかりだったアディ・ヒュッター監督によってトップチームから外され、移籍市場最終日にシントトロイデンへのレンタルが決定。すると、ベルギーの地ではFWとして起用され、公式戦36試合で16ゴール9アシストとキャリア最高の記録を叩き出した。

 一方で、ブンデスリーガでのシーズンを7位に終え、ヨーロッパリーグでは準決勝まで勝ち上がったフランクフルト。地元メディアでは合計57ゴールと爆発力を発揮したルカ・ヨビッチやセバスティアン・アレル、アンテ・レビッチといった攻撃陣の3人の去就は問わず、今夏にレンタル終了の鎌田がトップチームに割り込むのは難しいと述べられている。

 フランクフルトの各メンバーの状況を紹介する『ヘッセンシャウ』は、2021年までの契約を残す鎌田について「ベルギーのシントトロイデンでは(レギュラーシーズンは)12ゴールという満足できる記録を残したが、アディ・ヒュッター監督の構想には含まれないだろう」と報道。「すべてが彼の再レンタルもしくは売却の可能性を指し示す」と完全移籍での放出も考えられるという。

 また『フランクフルター・ルンドシャウ』では今季送り出された選手のうち、鎌田が最も活躍したことを伝えつつ、レンタル組の他の選手たちは「全員フランクフルトでの未来はないだろう」と予想。地元の大手メディアではいずれも新シーズンの鎌田の同クラブへの復帰に対し、懐疑的な見解が示された。

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