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躍進のアタランタが悲願のCL出場決める! 残る1枠はインテルが獲得、ミランは勝ち点1及ばず

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アタランタが悲願の欧州CL出場へ

 セリエAは25、26日に第38節を行った。最終節までもつれ込んだ残り2枠のUEFAチャンピオンズリーグ(欧州CL)出場権争いは、3位アタランタと4位インテルが獲得した。

 勝利すればクラブ史上初の欧州CL出場が決まる3位アタランタはサッスオーロと対戦。前半19分に先制を許すが、同35分にはセットプレーからFWドゥバン・サパタが同点弾を挙げる。前半終了間際にはアクシデント。両チームが揉めてしまい、サッスオーロのFWドメニコ・ベラルディが一発レッドで退場処分になった。

 前半を1-1で折り返すと、アタランタは後半8分に逆転に成功。チームの大黒柱である“背番号10”MFアレハンドロ・ゴメスがこぼれ球を冷静に押し込んだ。同20分には
MFマリオ・パシャリッチが追加点を決め、サッスオーロが同38分に2人目の退場者を出したため、11人対9人の数的優位に立ったアタランタが試合を支配。そのまま3-1で欧州CL出場を決めた。

 4位インテルは勝利以外では降格が決まる17位エンポリと対戦。0-0で迎えた後半6分にFWケイタ・バルデが待望の先制点を挙げるが、エンポリも同31分に同点に追いついてくる。インテルが引き分けに終わり、3位アタランタと5位ミランが勝利すれば順位は逆転。どうしても白星がほしいインテルは同36分、MFラジャ・ナインゴランが勝ち越し弾を決め、2-1で欧州CL権をつかみ取った。

 5位ミランはSPALと対戦して3-2で勝利。接戦を制したものの、3位アタランタと4位インテルが勝利したために勝ち点1差は埋めることができず。ヨーロッパリーグ(EL)出場権は手にしたものの、欧州CLの舞台に返り咲くことはできなかった。

 セリエAは最終節を終え、首位ユベントス、2位ナポリ、3位アタランタ、4位インテルが来季の欧州CLに出場する。また5位ミランと、コッパ・イタリアを制したラツィオがELのグループステージに、6位のローマはEL予選からの出場となった。

以下、セリエAの順位表

1.ユベントス(90)+40
2.ナポリ(79)+38
3.アタランタ(69)+31
4.インテル(69)+24
5.ミラン(68)+19
6.ローマ(66)+18
7.トリノ(63)+15
8.ラツィオ(59)+10
9.サンプドリア(53)+9
10.ボローニャ(44)-8
11.サッスオーロ(43)-7
12.ウディネーゼ(43)-14
13.SPAL(42)-12
14.パルマ(41)-20
15.カリアリ(41)-18
16.フィオレンティーナ(41)+2
17.ジェノア(38)-18
18.エンポリ(38)-19
19.フロジノーネ(25)-40
20.キエーボ(17)-50

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