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レアル会長、S・ラモスの中国行き直訴認めるも「主将をタダで手放すつもりはない」

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セルヒオ・ラモスが退団を直訴。フロレンティーノ・ペレス会長も認める

 レアル・マドリーのDFセルヒオ・ラモスが中国行きを希望し、クラブ側にその意向を申し入れたとされているが、フロレンティーノ・ペレス会長がその動きを認めている。

 ただし、不仲とされるペレス会長は、同選手をフリーで手放すつもりがないようだ。ペレス会長は現地時間27日、ラジオ局『オンダセロ』の「エル・トランシストル」でS・ラモスの動向について言及した。

「セルヒオについては現時点で何も起こっていないね。彼の代理人が私のオフィスにやってきて『中国のクラブからオファーを受けている』と語ったが、正規の契約解除金が支払われるかどうか未定だからね」

「本当に移籍したいのなら、セルヒオのために我々は中国のクラブと話し合うことだってあるだろう」

「ただし、我々は主将をタダで手放すつもりはないよ」

 2021年まで契約を残しているS・ラモスはクラブに契約解除を求めており、自由移籍での中国行きを希望していると伝えられていた。だがペレス会長はS・ラモスの契約解除を認めず、0円移籍を許すつもりもないようだ。

 UEFAチャンピオンズリーグ準々決勝、アヤックスとの第2戦では出場停止になり、この試合終了後にペレス氏と口論となるなど、会長との不仲説がうわさされるS・ラモス。同選手が中国行きを希望しているとペレス会長が認めた形にはなったが、自由移籍でのS・ラモス流出を容認するつもりはない模様。

 今季は2度の指揮官交代に踏み切り、無冠に終わるなど低調なシーズンに終わったレアル。来季に向け立て直しを目指す一方、会長と主将の対立はまだまだ尾を引くことになりそうだ。

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